【雑談】あなたは人間、何回目？

こんにちは、ONIONです。

日常で人にイラっとする場面って誰にでもありますよね？

・スーパーで買い物してて、自分が取りたい商品の前で、おばさん二人組が話に花を咲かせている。

・改札を通ろうとすると、突然横から親父がスライドしてくる。

・エレベーターから降りようという時、自分が降りる前に、お構いなしに乗り込んでくる群衆。

…等々、日常には人をイラッとさせる要素で溢れています。器のデカイ人ならそんな事、いちいち気にしないかもしれませんが、私は無理です。気になります。

今日は、そんな「日常に蔓延るイラッとさせる人」が気にならなくなる、なんか許せてしまうお話を紹介させていただければと思います。

ご存じの方も多いかもしれませんが、元お笑いタレントとして『行列のできる法律相談所』の初代MCや、『ヘキサゴン』等のテレビ番組で当時活躍していた、島田紳助さんという方がいます。キレの良いトークには説得力があり、面白い話を私達に届けてくれていました。

…伸介さんは言います。

「電車で大声で電話しとるおっちゃん、おるやろ？そんなんに、いちいちイライラしとっちゃアカン」

「アイツらは一回目なんや」

…どういう事かと言いますと、私達人間は現世で「徳」を積むと、来世で再び「人間」として産まれるそうです。人が亡くなると、「初七日」、「四十九日」等の法要が行われますが、実はこの「初七日」の日に来世で何に生まれ変わるのかの判決が行われると言います。

死ぬまでに徳を積んできた人は、再び来世で人間を勤めます。そうでない人は、虫や魚等の人間以外の生物に生まれ変わります。

つまり、「電車で大声で電話しているおっちゃん」は人間初めてなのです。だれでも初めての事は分からないことだらけで、人にも迷惑かけますよね。新しく入ってきた職場の後輩に、初めてレジを打たせて、「何で出来ないんだ！」と憤る人は少ないはずです。

自動車や研修生に初心者マークが着いているのと同じように、マナー違反を犯す人にも「見えない初心者マーク」が着いていると考えると、どんなことでも許せてしまいます。

勿論、逆の事も言えます。子供の頃、期末試験でいつも好成績を残していたA君、有名企業の創始者、テレビで活躍するタレント、何をやっても怒らないM君。

彼らはきっと、人間を10回以上やってきたベテランの方々です。そんな方々に嫉妬や劣等感を覚えるのは、お門違いで、野球ボールの握り方を覚えたばかりの子供が、大谷翔平に敵対心を燃やすようなものです。

大谷翔平も「人間50回目」ぐらいで150キロをマークし、「人間100回目」でようやく、165キロの日本記録を叩き出したのだと勝手に思っています。

今回紹介した島田紳助さんの話、なんか宗教チックな所もありますが、一つの考え方としてはとても面白く、良い話だなと私は感じました。今後も何か面白い話があれば、ご紹介させてもらえると嬉しいです(´∇｀)

…では、最後まで読んで頂きありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう。

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