【初競馬】競馬には、楽しめる要素が沢山あった話。
こんにちは、ONIONです。
先日、友人に誘われて、初めて「競馬」というものに行ってきました。どうしても、「競馬=ギャンブル=悪」みたいなイメージが強かったので、あまり乗り気ではなかったのですが実際行ってみると、色んな発見がありました。今日は初めて競馬に行った時の感想と、競馬初心者でも楽しむためのポイントをご紹介出来たらなと思います。
今回訪れたのは、「名古屋競馬場」という地方競馬の競馬場です。競馬には、「中央競馬」と「地方競馬」に分類でき、それぞれ主催者が異なります。中央競馬は農林水産省の監督のもと行われますが、地方競馬は地方自治体が管理しています。中央競馬は基本的に土日のみの開催ですが、地方競馬は平日にも行われる等、違いもいくつかあります。
・当日のおおまかな流れ
1. 競馬場入口で入場料を支払う。
知識ゼロの状態で行ったので、「競馬場って入場料取るんだ(゜ρ゜)」と、少し驚きました。入場料は各競馬場によって様々ですが、100円~200円のところが多いようです。入口に設置された改札に100円を投じて、いよいよ中に入っていきます。
2. 「マークカード」にマークする。
馬券を買うためにまずは、この様なカードにマークを入れていきます。いろんな場所に鉛筆と一緒に置かれています。まずは「場名」、「レース番号」、「式別」にマークしていきます。今回は2レース目からの参戦だったので、レース番号は2のところにチェックします。式別についてはあまり詳しくないので、下手なことは言えませんが、いわゆる「賭け方」です。
「単勝」というところにマークすると、選んだ馬が1位になれば、的中ということになり、「複勝」だと選んだ馬が3位以内に入れば、的中ということになります。この2種類で比較すると、単勝の方が当たる確率は低いのでその分、払戻金は多く受け取れます。今回、私がマークした「三連複」の場合だと、順不同で1~3位の馬を当てなければならないので、難易度が高い分、当たればすごいことになります。(ゴクリ…)
競馬場内には、この様なモニターがいくつも設置されており、「オッズ」を知ることができます。オッズとは馬券が的中したときの倍率のことで、オッズが高いほど的中率は低く、払戻金が多くなります。こういった数字も参考にしながら、馬と掛け金を選択して、「マークカード」にマークしていきます。
3. 「馬券」を購入する。
先ほどの作成したマークカードを、自動券売機、もしくは窓口に提出して、馬券を購入します。この段階で掛け金を支払うことになります。自動券売機の場合だと、お金とマークカードを券売機に入れるだけで、馬券が出てくるのでとても簡単でした。
こちらが馬券です。レース番号、式別、自分が掛けた馬の番号、騎手の名前、掛け金額等が記載されています。馬の名前も記載されていて、結構ふざけた名前の馬も多かったです。一番笑った名前が、「ボクイケメン」。そんな自信過剰な馬も中にはいます…
…結果は惨敗(/´△`\)
私が選んだ4、6、9番の馬はどれも3位以内に入っていませんでした。ここで当たれば、倍率が確か100倍以上だったので、200円(掛け金)が二万円になっていた訳です。(そんな甘い話はないんだな)
…とまあ、一連の流れはこんな感じです。
あとは、馬のレースを観戦席から応援し、レース終了後は、馬券をゴミ箱に投げ捨てるか、スキップしながら払戻機に向かうかの二つしかありません。マナーの悪い人だと、負けた馬券をそのまま地面に捨てていく人もいます。せっかくゴミ箱がいくつもあるので、そこはレースを楽しませてくれた礼儀として、しっかりしたいものです。
・感想
結果としては、全レースを終えて、1200円分負けました。結果だけ見れば、もちろん損はしましたが、なにより楽しめたのが良かったです。今回、初めて行って、競馬に対するイメージが変わりました。もちろんお金を楽して稼ぎたいがためにくる人もいると思いますが、それ以上に、馬を実際に見たり、過去の成績から分析したり、同じ競馬仲間と情報を共有したり、好きな馬を応援したり。この様な勝ち負けまでの過程を、楽しんでいるように見えました。
今回の競馬で、わたしもこの様な過程を楽しむことが出来ました(*´∇`*) パドック(レース前に、出場する馬の調子を見るために行うもの)で馬を近くで見たり、 知らないおじさんから、「おっ!その賭け方良いね!」なんて交流があったり、レース後に分析の反省をしたりなど、楽しむ要素はいろんな所にありました。
「趣味が競馬です」なんて聞くと、心のどこかで「ん?」て思ってしまう方は多いと思いますが、そのような方は、まずは一度自分で経験してみることで、印象が変わるのかななんて思います。今回の件で、経験する前から、勝手に否定してしまっていた自分はまだまだだなと思いました。初めての方は100円掛けるだけでも、十分楽しめると思います。(ただし、ハマりずぎにはご注意を。)
…では、今日はこの辺で失礼します。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。