【芦ノ湖】海賊船に乗って、気分はまるで『ONE PIECE』
こんにちは、ONIONです。
箱根観光で忘れてはいけない場所の一つに、「芦ノ湖」があります。箱根を代表する観光地として毎年たくさんの方が訪れています。また芦ノ湖を渡る「海賊船」も、芦ノ湖周辺を観光する上では欠かせないものです。今日はそんな「芦ノ湖」と「海賊船」の魅力を皆さんにお伝えできればなと思っています。
・「芦ノ湖」概要
「芦ノ湖」は神奈川県の南西部に位置する湖で、その周辺には箱根神社などの観光スポットや、リゾート施設が多く点在しています。また釣り場としても全国的に有名で、日本で初めてブラックバスが放流されたことから、「バスフィッシングの聖地」とも言われています。そしてなにより、「箱根駅伝」の往路ゴール、復路スタート地点としても知られています。
芦ノ湖の湖畔には、このような石碑が立てられています。石碑の裏側には、歴代の優勝校名と総合タイムが刻まれていました。元々は、関東の地方大会だった「箱根駅伝」は、1987年に日本テレビが全国放送したことから注目を浴び、今ではお正月の風物詩になりました。この様に「芦ノ湖」は、多くのドラマを生んできた「箱根駅伝」における重要な場所でもあるんですね。
・「桃源台港」から「箱根町港」へ
「桃源台港」から「箱根町港」へは海賊船で向かうことができます。片道が大人1,000円で、「箱根フリーパス」を持っていれば、無料で乗ることができます。本数はそれほど多くはありませんが、1時間に1本はありました。「桃源台港」から「箱根町港」ですと、約30分の乗船時間になります。
海賊船は、全部で三種類あります。「ビクトリー」、「ロワイヤルⅡ」、「クイーン芦ノ湖」の3隻です。「クイーン芦ノ湖」は2019年4月に新しく就航した船で、それまで現役だった「バーサ」の後釜です。それぞれ、内装などの装飾が異なるので、全部の船を制覇したくなりますね。
私が今回乗った船は、2007年に就航したの古株「ビクトリー」でした。船の1階と2階には、ソファーなどが置かれていて、ゆったりと窓から湖を眺めることができます。また船内には、エレベーターも設置されていて、バリアフリーにも対応しています。
海賊の気分を味わいたかったので、私は3階の外の甲板に出て景色を眺めました。太陽の日差しを直に浴びて、風に当たっているだけで、気分はもう海賊です。まさに『ワンピース』の世界観。(圧倒的、ゾロ推しの私)
この日は天候にも恵まれ、景色がとても良かったです。山の頂上に建てられた建物まで、はっきりと見ることができました。途中、箱根神社の「赤い鳥居」なんかが見えたり、他の海賊船とすれ違ったりと、乗っていて飽きることはなかったです。船の中でゆったりと風景を観るのもいいですが、甲板に出たほうが、いろんな発見があって面白いのでおすすめです。
そんな感じで景色を楽しんでいると、目的地の「箱根町港」が見えてきました。言い忘れましたが、芦ノ湖の移動手段として、海賊船以外にもうひとつ、「芦ノ湖 遊覧船」というのもあります。海賊船が「桃源台」、「箱根町港」、「元箱根港」の3つの港を移動するのに対して、遊覧船は「箱根関所跡港」、「元箱根港」、「箱根園港」、「湖尻港」の4つの乗り場があります。しかし、こちらは海賊船とは管轄が異なるため、「箱根フリーパス」が使えないので、ご注意ください。
…いかがでしょう、「芦ノ湖」の魅力が、少しは伝わりましたでしょうか?皆さんが箱根に旅行する際に、少しでも参考になれば幸いです。芦ノ湖を渡る際は、遊覧船もいいですが、個人的には海賊船の方が気分も盛り上がるのでオススメします。あとは観光地に合わせて、うまく使い分けるといいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう