きまぐれブログ

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【本紹介】私の一番好きな小説

 

 

 

 こんにちは、ONIONです。 

 

 

 今日は、本紹介させてください。別にネタが無かったわけではないですよ。(必死)本紹介系のブログでもないのに恐縮ですが、やります。

(今後、私が本紹介の記事をアップしたら特にネタが無かったんだなと思ってくれて構いません。)

 

 

 今日は私が今まで読んだ小説の中で、一番好きなものをご紹介したいと思います。小説は確か高校生の頃ぐらいから、よく読むようになりました。高校の頃の友人に、小説が好きで自分で小説を書いていた子がいたんので、きっと彼の影響だと思います。(恥ずかしがって書いた小説は見せてくれませんでしたが…)

 

 

 小説が書ける人って、ほんとにすごいなと思います。私も一度、小説家に憧れて、いっちょやったろか!ぐらいのノリで小説書こうとしたことがあるんですが、まぁ~書けないですわ。ほんとに薄っぺらいストーリーしか浮かばなくて、三日で諦めました。小説が好きなだけではダメなのかと痛感しました。

 

 

ごめんなさい、話が脱線してますね。(確信犯)

私の好きな小説はこれです。

 

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暗いところで待ち合わせ』  乙一さんの作品です。

この本がきっかけで、乙一さんの小説をよく読むようになりました。

 

 

 乙一さんの小説と聞くと、ホラーものを想像する方がいらっしゃるかもしれませんが、この小説はホラー要素は全くないです。(表紙が、若干ホラーですが…)

 

 

 乙一さんは残酷な血生臭い小説も書きますし、切なく心温まるホワイトな小説もお書きになります。そんなわけでファンの間では、「黒乙一」、「白乙一」と呼んで区別されています。この作品は後者の「白乙一」の方です。

 

 

 

・あらすじ

 視力を失い一人で静かに暮らす「ミチル」の家に、殺人の容疑者「アキヒロ」が逃げ込むところから話は展開していきます。ミチルは異変に気付きながらも身を守るために気付かないふりをし、一方のアキヒロはミチルが盲目であることがわかり、そのままミチルの家で身を潜め続ける。二人の奇妙な共同生活が始まっていきます。

 

 

 ネタばれしたくないのであまり書きませんが、アキヒロの立場としては、自分は空気のように身を潜めないといけない。そんな状況の中、アキヒロがミチルに対してみせる静かな優しさが胸熱です。アキヒロは気付かれていないと思っているのに、ミチルはしっかりとそのやさしさに気付いているところがまた良いです。

 

 

…とまぁ、私がダラダラと感想を述べてもしょうがないので、この記事を読んで興味を持ってくださった方は一度読んでみてください。

 

 

暗いところで待ち合わせ (幻冬舎文庫)

暗いところで待ち合わせ (幻冬舎文庫)

 

 

 

 

 結論:優しい気持ちになれる小説です。

 

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

また次の記事で会いましょう。