きまぐれブログ

日常で気になった事、多くの人に知ってもらいたい事を中心に発信できればなと思っています。宜しければきまぐれに、覗いていってください

【芦ノ湖】海賊船に乗って、気分はまるで『ONE PIECE』

 

 

 

   こんにちは、ONIONです。

 

 

 

   箱根観光で忘れてはいけない場所の一つに、「芦ノ湖」があります。箱根を代表する観光地として毎年たくさんの方が訪れています。また芦ノ湖を渡る「海賊船」も、芦ノ湖周辺を観光する上では欠かせないものです。今日はそんな「芦ノ湖」と「海賊船」の魅力を皆さんにお伝えできればなと思っています。

 

 

 

 

・「芦ノ湖」概要


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   「芦ノ湖」は神奈川県の南西部に位置する湖で、その周辺には箱根神社などの観光スポットや、リゾート施設が多く点在しています。また釣り場としても全国的に有名で、日本で初めてブラックバスが放流されたことから、「バスフィッシングの聖地」とも言われています。そしてなにより、「箱根駅伝」の往路ゴール、復路スタート地点としても知られています。

 

   
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   芦ノ湖の湖畔には、このような石碑が立てられています。石碑の裏側には、歴代の優勝校名と総合タイムが刻まれていました。元々は、関東の地方大会だった「箱根駅伝」は、1987年に日本テレビが全国放送したことから注目を浴び、今ではお正月の風物詩になりました。この様に「芦ノ湖」は、多くのドラマを生んできた「箱根駅伝」における重要な場所でもあるんですね。

 

 

 

 

・「桃源台港」から「箱根町港」へ


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   「桃源台港」から「箱根町港」へは海賊船で向かうことができます。片道が大人1,000円で、「箱根フリーパス」を持っていれば、無料で乗ることができます。本数はそれほど多くはありませんが、1時間に1本はありました。「桃源台港」から「箱根町港」ですと、約30分の乗船時間になります。

 

 


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   海賊船は、全部で三種類あります。「ビクトリー」、「ロワイヤルⅡ」、「クイーン芦ノ湖」の3隻です。「クイーン芦ノ湖」は2019年4月に新しく就航した船で、それまで現役だった「バーサ」の後釜です。それぞれ、内装などの装飾が異なるので、全部の船を制覇したくなりますね。

 

 

   私が今回乗った船は、2007年に就航したの古株「ビクトリー」でした。船の1階と2階には、ソファーなどが置かれていて、ゆったりと窓から湖を眺めることができます。また船内には、エレベーターも設置されていて、バリアフリーにも対応しています。

 


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   海賊の気分を味わいたかったので、私は3階の外の甲板に出て景色を眺めました。太陽の日差しを直に浴びて、風に当たっているだけで、気分はもう海賊です。まさに『ワンピース』の世界観。(圧倒的、ゾロ推しの私)

 

 
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   この日は天候にも恵まれ、景色がとても良かったです。山の頂上に建てられた建物まで、はっきりと見ることができました。途中、箱根神社の「赤い鳥居」なんかが見えたり、他の海賊船とすれ違ったりと、乗っていて飽きることはなかったです。船の中でゆったりと風景を観るのもいいですが、甲板に出たほうが、いろんな発見があって面白いのでおすすめです。

 


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   そんな感じで景色を楽しんでいると、目的地の「箱根町港」が見えてきました。言い忘れましたが、芦ノ湖の移動手段として、海賊船以外にもうひとつ、「芦ノ湖 遊覧船」というのもあります。海賊船が「桃源台」、「箱根町港」、「元箱根港」の3つの港を移動するのに対して、遊覧船は「箱根関所跡港」、「元箱根港」、「箱根園港」、「湖尻港」の4つの乗り場があります。しかし、こちらは海賊船とは管轄が異なるため、「箱根フリーパス」が使えないので、ご注意ください。

 

 

 

 

 …いかがでしょう、「芦ノ湖」の魅力が、少しは伝わりましたでしょうか?皆さんが箱根に旅行する際に、少しでも参考になれば幸いです。芦ノ湖を渡る際は、遊覧船もいいですが、個人的には海賊船の方が気分も盛り上がるのでオススメします。あとは観光地に合わせて、うまく使い分けるといいと思います。

 

 

 

 

 最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

 また次の記事でお会いしましょう

 

 

【箱根登山ケーブルカー】スイスの技術がこんなところに…

 

 

 

   こんにちは、ONIONです。

 

 

 

   前回、箱根観光の記事を出したのですが、今日はその続きです。箱根登山鉄道で「箱根湯本駅」で途中下車し、景色を観たり、お土産屋さんをブラブラしたり、箱根湯本を散策しました。散策を終えその後、強羅に向かいました。その辺りから今回、お話しできればなと思っています。前回の記事を読んでいない方は、こちらの記事も合わせて読んでいただけると嬉しいです。

 

 

 

onion1124.hatenablog.com

 

 

 

 

・「箱根湯本」~「強羅」へ


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  箱根湯本駅から「箱根登山鉄道」で6つ目の駅が終点、強羅駅です。箱根湯本駅からは約40分の乗車でした。まるで山小屋のような駅舎が特徴的で、「関東の駅百選」にも選ばれる駅です。これは1997年から2001年までの4年間、関東エリアの特徴ある駅を公募で募集し、100の駅を選定したものです。神奈川県だけでも、25の駅が選定されています。

 

 

 

   「強羅駅」の選定理由は、周囲の自然に調和し、スイスをイメージした山小屋風の駅であることらしいです。確かに駅とは思えないような建物なので、思わず写真に納めたくなります。皆さんも強羅に訪れた際は、駅舎にも目を向けて見てくださいね。

 

 

 

 

…話を戻しまして、「強羅駅」で降りた際は、強羅公園という庭園が観光地として有名なので、行ってみるといいと思います。今回の旅では、時間の都合上、行くことができなかったので、次に訪れた際は必ず行きたい場所です。大人550円(税込)の入園料が必要なのですが、「箱根フリーパス」をご利用の場合は、なんと無料で入ることが出来ます。

 

 

 

   庭園を楽しむ以外にも、お茶や陶芸、吹きガラス等の体験も行っているようなので、立ち寄った際は、そちらも楽しむのも良い想い出になると思います。体験料は別でかかりますが、スタッフの方がマンツーマンで教えてくれるそうなので、安心して楽しむことができそうです。

 

 

 

 

 

・「強羅」から「早雲山」へ


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   「強羅駅」から「早雲山駅」までは、写真のようなケーブルカーで登っていきます。「強羅駅」から終点「早雲山駅」までは、あっという間で、10分ぐらいで到着してしまいました。もちろん、「箱根フリーパス」を持っておけば乗車でき、乗り降りも自由です。通常の支払いですと、片道で420円もかかってしまうので、やはり「箱根フリーパス」は必須アイテムだと個人的に思います。「箱根フリーパス」に関しては、こちらの記事を参照にしてください。

 

 

onion1124.hatenablog.com

 

  今回は、一番後ろの車両に乗っていました。遠ざかる駅を見ながら山を登っていくと、「箱根大文字焼」で知られる「大」の文字が、山に刻まれているのを見ることができました。文字の存在感はありましたが、いつか燃えた状態の文字を、見てみたいです。ご乗車の際は、最後尾の車両に乗ることをお勧めします。

 

 

 どうやらこのケーブルカーは、スイスで製造されたものらしく、「日本で2番目に古い」ケーブルカーです。4,000m級の山々に囲まれた山岳地帯のスイスでは、鉄道が住民の足になっています。急こう配を登る岳鉄道の技術が、箱根の山にも取り入れられているんですね。箱根とスイスの関係は、深掘りしてみると面白そうですが、話が脱線すると思うので今回は控えます。

 

 

 

 

・「早雲山」から「桃源台」へ

 ケーブルカーの終点、早雲山から桃源台に向かいました。本来であれば、早雲山からロープウェイが出ていて、黒卵で有名な「大涌谷」を経由して、桃源台まで行けるのですが、現在(2019年8月時点)、気象庁から大涌谷周辺への火口周辺警報が発表され、噴火警戒レベルが2に引き上げられた事で、「箱根ロープウェイ」が運休しています。

 

 

 そのため、今回は「早雲山」から「桃源台」まで代行バスが出ているので、それに乗っていきました。このバスは大涌谷は経由せず、直接、桃源台に向かいます。大涌谷の黒卵は箱根観光の楽しみの一つでしたので、少し残念です。また次の機会でリベンジします。

 

 

 

 

…では、今日はここまでにします。

 

 次回は「芦ノ湖」での事を記事にしようと思っているので、そちらも読んで頂けると嬉しいです。最後まで読んで頂き、有難うございました。

 

また、次の記事でお会いしましょう。

 

 

【箱根湯寮】「となりトトロ」に出てきそうな、里山古民家風のお風呂。

 

 

 

    こんにちは、ONIONです。

 

 

 

   「箱根」といったら、なにを思い浮かべますか?やはり温泉ですよね。今回の旅行で、「箱根湯寮」という温泉に行ってきましたので、今日はその魅力をお伝えできればなと思っています。箱根には多くの温泉があるので、いろいろと比較する際のお役に立てればなと思います。

 

 

 

 

・「箱根湯寮」の概要


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 「箱根湯寮」は、箱根湯本駅からのアクセスがとても良いです。箱根湯本駅から無料送迎バスが、10分、15分おきで出ています。頻繁にバスが往復しているので、時間も合わせやすく便利だと思います。箱根湯寮へは3分ほどで到着します。1㎞あるか無いかぐらいの距離なので、全然歩ける距離でもあります。箱根登山鉄道で行く場合は、「塔ノ沢駅」での降車になります。

   

 

 

  写真は「箱根湯寮」の入り口です。 箱根湯寮は、山の中に位置するので、360度山々に囲まれています。まるで里山に来たような、落ち着いた雰囲気が漂う場所でした。門構えなんかもとても立派で、普段よく行くスーパー銭湯とはやはり違うなと改めて思いました。

 


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   門をくぐりますと、林道のような道が続いています。通勤・通学路がこんな道だったら、毎日ワクワクでしょうね。別世界に来ている感覚でした。この光景を見たとき、私がはじめに思い浮かんだのは、「となりのトトロ」でメイちゃんが「小トトロ」を追いかけるこのシーンです…

 

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   どうですか? 完全に一致してますよね。メイちゃんのような純粋無垢な心は、どこかで落としてしまいましたが、少しの間メイちゃんの気分を味わう事ができました。(ただし私の場合は、トトロではなく、バスで相乗りした外人さんの背中を追っていましたが…)

 

 

 

(入浴料金)

   大浴場の料金は、大人1,500円こども750円です。ただし、「箱根フリーパス」を受付で提示すると、200円引かれて1300円で利用することができます。タオルのレンタルはないので、ご自身で持参するか、もしくは受付で購入することも出来ます。(バスタオル:450円、フェイスタオル:250円)また浴衣のレンタルも300円で行っています。

 

 

 

 

・「箱根湯寮」の感想


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   露天風呂では、周りが木々で囲まれおり、自然の中で湯船に浸かっている感覚がとても新鮮でした。山の中なので、鳥の鳴き声が聴こえたり、セミのやかましい声もこの日ばかりはいい感じに、気持ちを盛り上げてくれました。温まった体に、森の風が当たったりして、とても気持ち良かったです。

 

 

 

   他にも、壺風呂サウナなんかもありました。サウナでは1時間おきにロウリュウも実施しているので、そちらも体験してみるといいと思います。サウナ部屋の横には、給水機も設置されているので、そちらでしっかりと成分をとってから入るといいと思います。サウナを出た後には、水風呂で体を引き締めるのもいいかもしれませんね。

 

 

 

 …いかがでしたか?

箱根に来た際は、「毎日の生活のご褒美」にご利用してみてはいかがでしょうか。館内にお食事処もあるので、お風呂を出た後には合わせて、そちらも利用するといいとおもいます。以上、里山のようなお風呂「箱根湯寮」のご紹介でした。

 

 

 

 

 

 最後まで読んで頂き、有難うございました。

また、次の記事でお会いしましょう。

 

 

【箱根フリーパス】「箱根湯本駅」周辺を散策。「夏の景色」がそこにはあった。

 

 

 

   こんにちは、ONIONです。

 

 

 

   今日は「18切符旅 2日目」に行った、箱根について書いていこうと思います。箱根旅行は初めてだったので、感動の連続でした。まずはなにより、景色がとても良かったです。一日目の「江ノ電の旅」では海の広大さに圧倒されましたが、箱根は山々や川など自然に囲まれていて、気分もリフレッシュできました。完全なる自己満足の記事になりますが、読んでいただけると嬉しいです。

 

 

 

・「鶴見駅」~「小田原駅」へ

   少し雑談になりますが、一日目の夜は「鶴見駅」の近くのビジネスホテルを予約していたので、そこで宿泊しました。夕飯のないプランにしたので、ご飯はコンビニで調達です。

 


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横浜まで旅行に来て、なんて味気ない食事をしているんだ」と思ったそこのあなた。

 

 

…それ、正論です。

   

 私も本当は横浜駅で、「家系ラーメン」を食べようと思って、駅を降りたんですよ。なにやら、横浜駅に家系ラーメンの元祖の店があるという情報を聞き付けて、その店の前まで行ったんです。(吉村家という名前のお店です)ですが、さすがは人気店。「これ何人待ってるの」というぐらい多くのお客さんがいて、心が折れました。

 

 

 

   自分の空腹なお腹と相談し、「よし、コンビニへ行こう」となりました。言ってみれば、家系ラーメンを食べれなかったことに対する、やけ酒です。まぁそんな事言ってますけど、自分が好きなものを調達して、それを宿でゆっくりとダラダラしながら食べるのも結構好きだったりします。酒を飲んで、そのまま寝れることの贅沢さを噛み締めました。

 

 

 

   …話が脱線しましたが、そんな感じて一日目を終え、次の日の朝、「鶴見駅」からまずは「小田原駅」を目指しました。途中で「横浜駅」で乗り換えて、1時間ぐらいで小田原に到着しました。この区間はJRで行けるので、もちろん「青春18きっぷ」を使います。

 

 

 

 

・「小田原駅」~「箱根湯本駅」へ

   
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   小田原駅からはこちらの「箱根フリーパス」を購入して、箱根登山鉄道に乗り換えて、「箱根湯本駅」を目指します。こちらの切符は窓口じゃなくても、券売機で購入できます。箱根フリーパスは二日間有効なものと、三日間有効なものがあるので、今回はそこまで長居はしないので、二日間の方を選択しました。とても便利な切符で、以前に記事を出したので、詳細など気になる方はこちらを読んで頂ければと思います。

 

 

onion1124.hatenablog.com

 

 


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   路線図はこんな感じです。こちらの写真は「箱根湯本駅」で撮影したものなので、当駅というのは箱根湯本駅のことです。箱根登山鉄道の終点は「強羅駅」で、そこから先へはケーブルカーです移動することになります。今回は一旦、箱根湯本で軽く観光したかったので、途中下車しました。

 

 

 

・箱根湯本で散策


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   天気も良かったので、景色は抜群に良かったです。「夏の風景」といった感じで、こんな景色をつまみにして、缶ビールでも飲んだら最高だろうなと思いました。今回は真面目に景色だけを味わいましたが、いつかやってみたいですね。

 


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 川沿いには、少し細めの歩道がありました。子供達が虫かごをぶら下げて、虫取り網を担いで走る姿が、目に浮かびます。

 
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  こちらは「早川」と呼ばれる、箱根町小田原市を流れる河川です。芦ノ湖の方から流れていて、相模湾へと注がれていきます。芦ノ湖には、水の量を調節する水門が何か所かあるようで、「湖尻水門」という水門が早川の源流らしいです。しかし芦ノ湖には「深良水門」と呼ばれる水門も設置されていて、こちらからは静岡県に水が注がれています。

 

 

 芦ノ湖の水は本来、早川に注いでいたそうですが、芦ノ湖の水利権は静岡県側にあることから、勝手に使うことが許されないようです。静岡県裾野市側への送水が優先され、台風などで湖の水位が増した時以外は基本、「湖尻水門」は閉ざされており、放流されないようです。「芦ノ湖」の所有に関して、またひとつ記事にできそうですが、今回は長くなりそうなので止めておきます。

 

 

 

…とまぁ、箱根登山鉄道で箱根湯本まで行った訳ですが、とにかく景色がとても良く、日常を忘れさせてくれるそんな場所でした。また、お土産屋や軽食を食べる場所なども駅の周辺に固まっているので、とても観光しやすいなと感じました。温泉まんじゅうなどが有名なので、皆さんもまんじゅう片手に、景色を眺めてみてはいかがでしょうか。今回はここまでにします。

 

 

 

 

 最後まで読んで頂き、有難うございました。

また次の記事でお会いしましょう。 

 

【シャインマスカット】女王が我が家にやってきた。

 

 

 

こんにちは、ONIONです。

 

 

 

   お盆の時期になると、親戚とも久々に顔を会わせたりしますよね。今年、親戚の方から「シャインマスカット」を頂きました。「果物で何が好き?」と聞かれたら、真っ先に挙げるのがシャインマスカットなので、とても嬉しかったです。今回はそんな、「シャインマスカット」をテーマにお話できればなと思います。

 

 

 

 

・「シャインマスカット」概要


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   シャインマスカットは2006年(平成18年)に品種登録されたぶどうで、その歴史はまだ浅いです。「皮ごと食べれる」、「種がない」といった事で、注目を浴び、最近ではスーパーや直売所などで、売られているのをよく見るようになりました。昔、直売所で働いていたことがあり、農家の方の差し入れで初めてシャインマスカットを頂いて、その味に感動したのを今でも覚えています。あのパリパリとした食感や、上品な甘みと香りは忘れられません。

 

 

 

(シャインマスカットの血統)

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 シャインマスカットは「ブドウ安芸津21号」という品種と、「白南」という品種を交配させることで生まれました。さらに言うと、「ブドウ安芸津21号」は「スチューベン」と「マスカット・オブ・アレキサンドリア」の交配種で、「白南」は「カッタ・クルガン」と「甲斐路」の交配により生まれた品種です。

 

 

 中でも、「マスカット・オブ・アレキサンドリア」はその高貴な甘さと香りから、「果物の女王」と呼ばれています。一般的に言う、「マスカット」はこの「マスカット・オブ・アレキサンドリア」のことを指します。「世界三大美女」のひとりである「クレオパトラ」も好んで食べていたという話もあります。

 

 

 ここで伝えたいのは、それぞれの品種の持つ良いところを兼ねそろえて生まれてきたのが、「シャインマスカット」という事です。シャインマスカットはぶどうの品種の中でも、「ぶどうの女王」とまで呼ばれおり、マスカット並みの甘みと、マスカット以上の香りを兼ねそろえています。シャインマスカットは一房だいたい、4000~6000円しますが、値段が高いのも分かる気がします。

 

 

 

・「シャインマスカット」の旬

 まさに今の時期、8~9月下旬が一番おいしく味わえる時期です。しかし今年は梅雨の時期の記録的な長雨の影響もあり、十分な日照時間が確保できず、頭を悩ませる農家さんも多いようです。日照不足だと、葉にカビが生える「べと病」が蔓延しやすくなるそうです。気候の影響は誰にもコントロールできないので、農家さんも歯がゆい思いをなさっているかもしれませんが、それでもこうして私たちの元に届いているので、本当に有難いことだなと思います。

 

 

 

 

・シャインマスカットの主な産地


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 今回、頂いたものは「島根県産」でしたが、特に出荷量が多いのは、「長野県」、「山梨県」、「岡山県」、「山形県」のようです。どの県も果物の産地としてのイメージが強い県なので、納得できますね。最近ですと、「ふるさと納税」が一般的になっているので、その返礼品として贈られるケースも多いです。調べてみると、大体20,000円の寄付に対して、シャインマスカット2㎏の返礼が一般的のようです。

 

 

 

  … シャインマスカットは高級品で、なかなか自分では買おうとはならないので、こうして人から貰えると本当に嬉しいです。一粒一粒、味を噛み締めながら頂きました。今年の夏のいい思い出になりました。いつの日か、丼ぶりの中を「シャインマスカット」でいっぱいにして、それをかきこんで食べるというアホなことを夢見ています。

 

 

 

 

 

 では、今日はこの辺で…

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

また、次の記事でお会いしましょう。

 

 

  

【切通し】「世にも奇妙な鎌倉の地形」

 

 

 

こんにちは、ONIONです。

 

 

 

 突然ですが、「切通」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?前回の記事で、「極楽寺駅」で途中下車した時の話をさせてもらったのですが、実はその「極楽寺駅」のすぐ近くに「切通し」と呼ばれるものがあるのです。今日のテーマは「切通し」でお話ししていこうと思います。最後まで読んで頂けると嬉しいです。

 

 

 

・「切通し」とは何?

 そもそも、「切通し」とは何かという事ですよね。

切通しとは、山や丘を切り開いて人工的に作った道のことを言います。

鎌倉周辺にはそういった地形が多くあります。

 


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 写真を見てもらった方が想像しやすいかもしれません。こちらの写真は今回の旅で、「極楽寺駅」で降りたときに撮影したものです。こちらの道は、人の手によって作られたもので、現在の道路の部分もかつては土砂で覆われ、その上に木々が生えていたということです。このような道が「極楽寺」から「由比が浜」まで続いています。「極楽寺」という名前が付いていて、『ブラタモリ』でも以前取り上げられていました。

 

 

 

 

・「鎌倉七口」について

 鎌倉にはそんな切通しがいくつも存在し、特に有名なものを「鎌倉七口」と呼んでいます。鎌倉駅を中心にして、7つの切通しが点在しています。

 

「朝夷奈切通(あさいなきりどおし)」

「名越切通(なごえきりどおし)」

巨福呂坂(こぶくろざか)」

亀ヶ谷坂(かめがやつざか)」

化粧坂(けわいざか)」

「大仏切通(だいぶつきりどおし)」

そして「極楽寺坂(ごくらくじざか)」

 

 

 

 

・「切通し」を作った目的は?


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 歴史的な話になりますが、源頼朝が鎌倉に幕府を開いたことはご存知だと思います。では頼朝さんはなぜ、鎌倉を選んだのでしょうか?諸説あるとは思いますが、「地形で選んだ説」について今回触れておこうと思います。

 

 

 

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  かつての鎌倉幕府は、現在の「鶴岡八幡宮」のあたりに位置していました。図のように、北東西は山に囲われ、南は由比ガ浜という地形になっています。勘のいい人はもうお気づきですね。この様に海と山に囲まれることで、敵の侵入を防ぎやすい地形になっていました。「地の利」を得るために、この場所を選んだという事です。

 

 

 

 そして、物資運搬のために山などを切り開いて作った道こそが、「切通し」という事です。当時は、まだトンネルを掘る技術が発達していなかったので、切通しで道を作る手段が広く使われていたそうです。

 

 

 

 切通しは戦略的にも都合の良い地形になっており、道幅が狭く、数人ずつしか同時に通れなくなっています。つまり、切通しを通って攻めてくる敵に対して、鎌倉側の兵士は有利に戦うことができます。敵が切通しを通過しているときに、切通しの両脇から攻撃するという戦い方もできてしまいます。まさに要塞、恐るべし鎌倉幕府

 

 

 

 鎌倉七口鎌倉幕府が滅んだ後も、時代を経て、修復を重ねながら頻繁に利用され、住民の交通ルートとなっていきました。一見、ただの道にしか見えない場所も調べてみると、面白い歴史が潜んでいる場合があります。今回、「切通し」について調べたことで、「地形の成り立ちを知ることの面白さ」が少しわかった気がします。日常の何気ないところに目を向けることも、実は大切なのかもしれませんね…

 

 

 

 いかがだったでしょうか。「切通し」、「地形の成り立ち」の面白さについて少しでもお伝えできていれば幸いです。皆さんもタモリさんになったつもりで、身の回りの地形を観察してみてくださいね。

 

 

 

次に奇妙な世界の扉を開けてしまうのは、あなたかもしれません…

(by タモリ

 

  

【緑に囲まれた駅】「極楽寺駅」で途中下車

 

 

 

こんにちは、ONIONです。

 

 

 

    今日は「極楽寺駅」で途中下車した時のお話をできればなと思います。江ノ電でこちらの駅で降りる方は少なかった印象ですが、見所はたくさんあると思ったので今回紹介しようと思います。観光に行かれる際の参考になれば、幸いでございます。

 

 

 

 

・「極楽寺駅」で途中下車


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   こちらが、「極楽寺駅」の玄関口です。自然の緑に、郵便ポストの赤が入ることで、とても良いアクセントになっていますね。個人的には江ノ電の停車駅の中では、一番好きな雰囲気でした。なぜかとても落ち着く空間で、いつまでもそこにいたいと思わせる不思議な空気感がありました。江ノ電に乗られた際は、ぜひ途中下車してほしい駅のひとつです。

 

 

 

 

・「成就院


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 駅から徒歩5分ぐらいの場所に、お寺がありました。成就院という名前のお寺で、紫陽花が見所の場所のようです。お寺ですと、拝観料を取るところが多いですが、このお寺は無料で入ることができます。

 


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   中に入ると、龍の手水がまず目に入りました。こちらで手を清めてから、お参りをしました。ご利益としては、良縁、就職成就、学業成就、子授かり、安産など多くあります。私の他に観光客が居なかったので、ゆっくりと御参りすることが出来ました。

   また境内には、テレビが数台置かれていて、3分程度の成就院案内ビデオを視聴することが出来ます。賽銭箱の横の場所にテレビが置かれていたのですが、あんまり見慣れない光景で、斬新だなと思いました。

 


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   参道からの景色もとても良かったです。由比が浜海岸が奧に見えていて、とても見晴らしが良かったです。成就院は2019年で創建800年という節目になります。それに向けて、2015年から2017年までの三年間、参道の改修工事を行っていたようです。そんな記念すべき年に行けて、ちょっと嬉しかったです。

 

 

   始めに紫陽花の名所だとお伝えしましたが、かつてはここの参道の脇には紫陽花が多く植えられていたそうです。しかし今回訪れた時は、紫陽花の名所といった感じはなく、まったく植えられていませんでした。

 

 

      その理由は、東日本大震災被災地である「宮城県南三陸町」へ寄贈したためです。鎌倉市の各寺院とともに、被災地の方への励まし、亡くなった方への弔いという意味を込めて、市の取り組みとして行われました。成就院は262株の紫陽花すべてを寄贈したそうです。すごく心温まる話だなと思います。現在は「海が見えるハギの参道」として、が植えられています。

 

 

 

  …いかがだったでしょうか、観光の際は、「極楽寺駅」で降りてみてはいかがでしょうか。そして成就院の新名物「萩の花」をぜひ見に行ってほしいです。今回、私は紫陽花の名所だったという事も知らずに行きましたが、それでも寺院全体の雰囲気がとても厳かで、とても風情があるなと感じました。ぜひまた行きたいです。

 

 

 

 

 

では最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう。