【即興演劇】インプロってなんですか?
こんにちは、ONIONです。
皆さんは、「インプロ」って言葉、耳にしたことありますか?
演劇が好きな方だったら、ご存じかもしれません。 インプロとは、台本なしでアドリブで行う「即興演劇」のことです。improvisation (即興)の略称です。インプロは日本ではまだそれほど認知されていませんが、海外だと、毎日ショーが行われていたりして、とてもメジャーなものとなっています。
今日はそんな「インプロ」こと即興演劇の魅力を、皆さんにお伝えできればなと思います。インプロは私たちの何気ない生活の中でも、役立つ要素が含まれているので、少しでも参考になれば幸いです。
・インプロの概要
通常の演劇の場合、台本が用意されており、台本に沿って稽古を積み重ね、それをお客さんの前で披露するというのが一般的です。演劇において、台本はあって当たり前だと思われがちです。
しかし、インプロの場合はそんな台本がありません。何もないゼロの状態から、物語を創り上げていきます。演者同士が、お互いを受け入れ合い、話を膨らませていく事で、今までに無い新しい物語が生まれていくのです。
もともとは、俳優のトレーニングの一つとして行われていたインプロですが、20世紀半ば、即興演劇をそのまま舞台で上演する動きが英米で生まれてきて、現在は一つの形態として広がりをみせています。
・演劇の主な流れ
ここからは私の経験談になるので、すべての舞台が必ずこうとは言い切れませんが、インプラの舞台はだいたい次のような流れで進められます。
1. 開演後、演者たちの自己紹介からはじまる。
2. お客さんからテーマをもらう。(例えば、お客さんに好きな季節は何ですか?という問いかけをして、その答えが梅雨の時期とかだったら、それを劇のテーマとしてストーリーを創り上げていきます。)
3.開始の合図で、劇が始まり、演者同士の掛け合いで、ひとつの物語が出来上がる。
主にこうした流れで、だいたい10~15分の短い劇を何度も、お題を変えながら繰り返しやっていく感じです。
・私の感想
私が、初めてインプロの舞台を見た時、演者さんの機転の速さには驚かされました。
やはりアドリブという事もあるので、こちらから見ていても、演者自身が落ちを持っていく事に苦戦していたりするんです。これ終着地点見失ってるなーなんて見てて、感じる劇もあるんですが、そんな時でも、助け舟として、新たに別の演者が劇に加わって、話を全く違う方向にもっていったりして、上手いこと話に落ちをつけて終わるんですよね。
そう来たかー、なんて意表を突かれながら物語を楽しむことができました。
もう一つ見ていて感じたのは、演者さんの失敗するかもしれないけど、とりあえずやろうとする姿勢です。とりあえずやってみようと思えるのも、演者さん同士の信頼があるからこそだと思いました。失敗しても他の演者がフォローしてくれるから、思い切ってやってみようという姿勢が見ていてこちら側に伝わってきました。何なら失敗することを楽しんでいるようにも見えました。
インプロは、普通の演劇に慣れている方は、もしかすると抵抗があるかもしれません。
インプロの魅力は何と言いますか、言葉で表現するのが難しいですね。
うーん、 何でしょう・・・
なんだと思います?(いや、知らんわ!)
主婦の方で例えていいですか?(お、・・・おう、)
例えるなら、普通の演劇があらかじめ用意した材料を使って、レシピをみながら作った完璧な料理だとすると、インプロは、とりあえず家にある食材を使って、途中で味を見ながら、試行錯誤して作る料理って感じです。(たぶん、伝わってないよね?)
レシピを見て作った料理って確かに美味しいんですよ、でもなんのレシピも見ずに、なんかその時の気分やフィーリングで作る料理でもたまにすごい美味しいのできたりしませんか?その時の感動に近いと思います。(多分違う)
まあ、何となく言いたいことが伝わってくれればいいと思います。
結論:インプロの魅力は、例えるの難しい👍
最後まで読んでいただきありがとうございました。またつぎつぎの記事でお会いしましょう。