【愛知四島?】「竹島」の魅力を伝えたい。
こんにちは、「島愛好家」ONIONです。
突然ですが、愛知県で「島」と言われたら何が一番に出てきますか?多くの方は、「日間賀島(ひまかじま)」、「篠島(しのじま)」、「佐久島(さくしま)」の愛知三島のいずれかを思い浮かべるのではないでしょうか。
タコとフグで有名な「日間賀島」、東海の松島と呼ばれるほどの美しい景観の「篠島」、「イーストハウス」という自然と調和した写真が撮れることで知られる「佐久島」。いずれの島も特徴的で、一度は行ってみたい島ばかりです。
日間賀島は過去に一度訪れたのですが、景色も食べ物も最高でした。もう一度行きたいと思える島でした。詳細は過去の記事で、写真を紹介しながら書いていますので、読んで頂けると嬉しいです。
今回私が紹介したいのは、「愛知三島」に負けず劣らず、愛知県の知られざるもう一つの島。それが「竹島」です。
(注:日韓問題の竹島とは別のものです。)
個人の意見としては「愛知三島」ではなく「愛知四島」として上記の島々に加えても良いのではないかとも思います。
最近になって少しずつ、竹島も有名になってきたかもしれません。日本で4番目に小さな水族館「竹島水族館」、深海生物の展示数が日本一というのと、スタッフの手書きによる味のある解説で一時期メディアで取り上げられていたので、ご存じの方もいるかもしれません。
今回はそんな「竹島」の魅力についてお話しできればなと思っております。
・「竹島」概要
竹島は愛知県の南東部、蒲郡市の三河湾に浮かぶ無人島です。対岸とは400mしか離れておらず、竹島橋によって結ばれています。こちらの橋は「縁結びの橋」としても知られています。
島の入り口には、このようなシブい趣のある鳥居がそびえ立っています。鳥居の少し薄汚れた感じが歴史を感じて、いい味を出しています。島全体が神社の境内となっています。なかなか神秘的な場所だなと感じました。
島の内部には「宇賀神社」、「大黒神社」、「千歳神社」、「八百富神社」、「八大龍神社」の5つの神社があります。島全体がパワースポットとして有名です。
なかでも、「八百富神社」は江ノ島、厳島と共に日本七弁財天の中に挙げられているそうです。1181年創建の歴史のある神社で、別名竹島弁天とも呼ばれています。
・自然も味わえる
竹島全体は、タブノキなどの林で覆われてます。調査によって、65科238種の高等植物が、人の手を加えずに生育しているそうです。対岸とは全く異なる植物相で島自体が国の天然記念物に指定されているようです。
愛知県を含む東海地方では見られない植物も生息しているようなので、神社でお参りも良いですが、自然を楽しむというのも良いかもしれませんね。
島の林を抜けて岸辺に出ると、とても見晴らしも良く、海全体を一望できます。海風が気持ちよく吹いていて、島からの景色もとても良かったです。お手軽に離島の気分を味わいたいという方にはお勧めです。
周囲約680mと小さな島なので、島の周りを散策するのもそこまで苦じゃないと思います。1時間もあれば十分、島全体を散策できると思います。ただ神社でお参りする際は、石段を101段昇る必要があるので、ご高齢で足腰に不安がある方はあまり無理をなさらないようにしてください。
島の対岸からの景色も十分きれいなので、個々人に合った楽しみ方をしていただければよいと思います。個人的には対岸からの景色が一番好きです。橋が架かっていることもあるせいか、なんか神奈川県の江ノ島にも似てますね。
ちなみにこちらの対岸側の方に、屋根付きのベンチがあるので、お疲れの際はそちらをご利用になると良いと思います。夏などは日差しも強いと思うので、熱中症にならないように、こうした休憩所もうまく利用すると良いと思います。
以上、愛知県、竹島のご紹介でした。今年の夏に、一度訪れてみてはいかがでしょうか。訪れる際、この記事が少しでも役に立っていただけると幸いです。今年も夏を楽しみましょう。
最後まで、読んで頂きありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。